昨日のトレッキングの疲れを心配していたが、
翌朝起きてみても特に足の痛みも疲れも感じなかった。
が、昨日、調子に乗って白酒を飲み過ぎてしまって、
ちょっと二日酔い気味。
が、他は問題無かったので予定通り出発する事に。
宿の食堂で10元で朝食が食べられたので、
7時半からとの事で、それまで待って朝食をとる。
写真を取り忘れたが、おかゆとザーサイ、包子、ゆで卵など
中国的朝食だったが、ボリュームが有って大満足。
その後、
荷物をまとめてチェックアウトをする。
宿のお兄さんは英語を話すのでスムーズに意思疎通が出来て
居心地の良い宿だった。
天気はいいようだ。
ここから今日はひたすら下って120弱走るルート
なので気楽にゆっくり目の8時過ぎスタート。
途中、町の商店で水と行動食を購入。
店から出てくると一人のおじさんが話しかけて来た
が、中国語なのでさっぱり。
外国人で中国語が話せないと言うと、
どうやら自転車に興味が有るようで、ジェスチャーで
持たせてくれという。
彼が自転車を持ち上げようとすると、なかなか持ち上がらない。
その重さに親指を立てて賞賛してくれた。笑
さて、今日は憎らしい程の快晴。
昨日、こうだったらトレッキングで良い写真が撮れたのに。。。
走り始めて、変わったこと。
それは民家が一変して、チベット的な民族的
民家に変わった。
そう、この辺りは甘孜チベット族自治州という。
そう、チベットではないが、四川省のチベット高原
東に位置するチベット族の住む地域なのだ。
独特の石を積み上げた外壁に宗教的な模様の描かれた
民家が点在する。
なんだかホッとする。
漢民族の世界から違った国に来た感じが、、、
途中小さな町をかすめて走ったが、
チベット人は漢民族と違って、感じがいい。
荷物満載の自転車を漕いで現れた自分を漢民族なら
気にも留めないけれど、チベット人は結構笑顔で反応
してくれて手を振ったりしてくる。これは正直嬉しい。
歓迎されてる気がする。
それにしてもいい天気過ぎる。
昼まで走って、
道路端で昼食タイム。
午後からも快調に下ってゆく。
道路に木が。中国の謎。
時々現れるチベット寺院
雰囲気ある。
激流があった。凄い勢いで上流から雪解け水が
流れるその脇に
民家が。中国人の謎。
この民家、わざわざ、吊り橋まで付けてあって
向こう岸の断崖絶壁の根本に建ててある。
仙人でも住んでるのだろうか?
順調に走って
夕方5時頃には丹巴の町に到着。
到着する前くらいから強風が吹き始め
砂埃が凄かったがなんとか着いて、
調べてあった宿を見つけてチェックインする。
シャワー、洗濯を済ませ、夕飯を食べに町へ
スーパーも探しながら町を歩く
谷間にあるこの町、周りの山々はとても雄大で
美しい。なかなか見られない世界だった。
待ちブラして見つけた食堂に入る
頼んだのは
回鍋肉盖饭。
言うなれば回鍋肉丼。
うまかった。
2017年6月5日、走行、112.91km。
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