翌朝、薄暗いうちから支度をはじめた。
昨晩車が停車して居た場所に何があるのか
気になったけれど早くその場を離れたかった
のでそそくさと後にした。
数キロ走って舗装道路に出て、すぐにまばらだけれども
民家の現れるゾーンに出た。
依然ルートはビーチ沿いを行く。
幹線道路は交通量も多くなるだろうし、
ギリシャは高速道路は走っちゃ駄目なので
景色のきれいな、いかにもギリシャらしい景色
の広がるローカルロードを行く方が良い。
絵になる教会
昨日の晩からだけれど、風が強い
北風なので右横から吹いてくる
夏はシーズン真っ盛りのビーチも完全に
オフで無人。
親犬とと遭遇したと思ったら
子犬がわらわらと。可愛い!
橋
ちょっと前にギリシャは経済危機でEUを離脱か残留かで
話題になった時期があったけれど、インフラを直すお金が
無いのか?ボロボロの橋。
道路の脇に遺跡があった
この日は風に苦戦しながらも103km程
走って現れた川のほとりに広がる森でキャンプ。
昨晩の招かざる客のように、招かないような
見つからない場所でキャンプした。
翌日、いつものように薄暗いウチから走り出す。
小さな沿道の集落の商店で行動食を買い足し、
しばらく走るとカヴァラというエーゲ海沿いの
町に着いた。
エーゲ海
いかにもギリシャっぽい町並み。
街中を走って行くと水道橋
この海抜0m地帯から
坂を上って内陸へ
200mくらいしかない登坂だったけれど
結構な激坂だった。町を振り返って一望。
山の裏側にいって西に山の麓を走って行く
途中の小さい町で立派なスーパーマーケットを
見つけたので、今晩の食材と行動食、久しぶりに
ワインを調達。
さらに走る。
走ってると野良犬?が2匹現れた。
辺りには民家も無いので野良だろう。
吠えられると思いきや、しっぽを振って
媚び諂ってくる2匹。
あんまり可愛かったので、ビスケットを少し
あげたら、その後が大変、
ずーっと着いてくる2匹。
どれくらいだろう5キロくらいはついてこられ
長い下り坂でやっと振り切った。
丁度100km程で、松林を見つけて入る。
夕飯を作りながら
久しぶりのワイン。
豚肉のソテー
ギリシャは、物価は今まで旅して来た国より
高いけれど、キャンプ出来る場所が多く
チャリ旅し易いなあと思ってた。
ま、シーズンが冬なのでいけないが、
夏なら、エーゲ海を見ながら漕ぐ自転車は
格別だろう。
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