さて、イタリア、ブリンヂイシイの町に
チャリで港から数キロ走って到着
時刻は朝7時。
宿はまだチェックイン出来ないというか
予約自体を昨日何時に着けるか分からなかった
のでキャンセルしておいた。
コレは大正解。昨日はフェリー泊だったので。
なので宿や店が空く時間まで開いていたカフェで
クリームパンを買って、港の公園で時間を潰す
8時過ぎ頃、近くにあったカフェに入る。
アメリカーノを頼んで、ネットのパスワードを聞いて
10時まで粘る。
ここブリンヂイシイではミッションがあった。
自転車のボトムブラケット(ペダルが回転する軸の部品)
が故障してガタガタとクランクが動くようになってしまって
いたので、部品を交換する為に自転車店を探し
部品の有無の確認と、あったら交換の依頼。
カフェのネットで自転車屋を探して
営業時間まで粘って訪問。
スマホの翻訳機能で事の次第を説明したら
部品あるし交換出来るよとの事。
12時までにやっとくから、12時丁度に
取りに来てと店主。12時からシエスタに入ってしまう
らしいので必ず丁度に来いとの事。
さて、宿に行きたいけど、荷物が全部自転車屋
にあるのでチェックインするのに説明が面倒になる事を
避け(自転車やたくさんの荷物があるので)
12時まで町ブラして時間を過ごす
ほほーヨーロッパ的町並み。
銀行を探して心もとなかったユーロを引き出す。
こんな町並みでもバカなと言うか勇気ある
グラフティアーティストが居る様
ここブリンヂイシイの町は森鴎外の『舞姫』の作中
太田豊大郎が洋行から日本へ帰還する際に
発ったあのブリンヂイシイである。故に
森鴎外もこの地を踏んだのだろうか?
そして、この人の像を発見!!
古代ローマの超有名人。
パックスロマーナの立役者の一人。
初代ローマ皇帝、ガイウス ユリウス カエサル
オクタヴィアヌス アウグストゥス。
2000年前の有名人のこんなに写実的な像が
残っているのが凄い、偉大なり古代ローマ。
日本では織田信長の顔さえもはっきりと分からない
と言うのに。
S.P.Q.R.
超男前。この像のオリジナルはバチカンの
美術館にあると言う。是非見たいもんだ。
その後時間つぶしの散歩を続けて
自転車屋へ
12時15分前に行ったらもう出来ていた。
交換した壊れていた部品を見せてもらって
交換したのはコレ
確かにベアリングが砕けるかなんかして
カタカタしていた。ありがとうを言って支払い
部品が40ユーロ、工賃が20ユーロ
で合計60ユーロ(およそ8000円)
いやーイタリア、日本並みかそれ以上の物価。
その後、店主にどこから来た?どこへ行くの?
と質問され雑談。
イタリア語はスペイン語と良く似ていて
数字の数え方なんてそっくりで、スペイン語で
言っても通じるし、他の会話も意外と通じる
のをここの店主との会話で知った。
グラーツェ! チャーオ!
その後一泊30ユーロの宿を見つけて
投宿。スーパーに行って食べ物、ワインを購入
部屋に戻って作戦会議。
明日からイタリア走行開始!!である。
2018年2月8日、走行6キロ。
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